「痩せ菌」と「デフ菌」との違い
2016年04月07日 09:34
腸内環境というと、健康に関与するイメージが強いですが、実は体型への影響も大きくいのです。
腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類が存在しますが、日和見菌の中には、脂肪を燃焼してや痩せやすい体に導く『バクテロイデス門』というグループの「やせ菌」と、脂肪や糖をため込む『フィルミクテス門』というグループの「デブ菌」がいます。
「やせ菌」は善玉菌を「デブ菌」は悪玉菌を好むため、腸内環境を良くすることで痩せやすい体に近づけることができます。
「痩せ菌」が多いと、体内への脂肪の取り込みを抑えたり、交感神経に働きかけて代謝を促したりするなど、体を痩せやすい状態に保ってくれます。
さらに、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が起きにくくなる、糖尿病などの生活習慣病を予防する、肌がキレイになるなど体に嬉しい変化が起こりやすくなります。
洋食より和食を、また、お酢を使用した料理、生・ゆでる・蒸すなどで調理をした料理をよく食べる。
握りこぶし1個分程度の果物を毎日食べ、1日1杯の味噌汁を飲む。食べても太りにくく、お腹の不調を感じることはあまりないなどの特徴があります。
「デブ菌」が多いと、食べ物から多くのエネルギーを吸収するため、消費しきれなかったものが脂肪として蓄積されて、太りやすくなります。
さらに、イライラや不安などのメンタル面での不調や病気になりやすい、便秘や下痢など、お腹の不調が気になるなど様々な不調が起きやすくなります。
揚げ物や炒め物、スーパーの惣菜、チョコレートやポテトチップスなどのお菓子をよく食べる。
ストレスを感じることが多い、他の人と同じ量を食べていても太りやすい、便秘、下痢、ガスが溜まりやすいなどお腹の不調がある、風邪をひきやすい、座っている時間が長い、糖質制限をしているなどの特徴があります。